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世界遺産を巡る
中山純担当講師

ドイツ仮想旅行 „Die Weltkulturerben in Deutschland“

ドイツ仮想旅行シリーズ „Den Fluß entlang“に続いて2022年冬学期から「ドイツ世界遺産を巡る旅」を開講します。
ヴェーザー川とライン川を下りながら、沿岸にある大小の都市の紹介文を読んだ前回の2つのコースに継続する形で、このコースではユネスコ世界文化遺産に登録された文化遺産を題材にして、ひとつのトピックについてより深く読んでいくことを目指します。
「川下り」のような通過型の視点から、時間をかけて対象を観察する「定点観測型」の視点へ切り替えていきます。 視点や姿勢を変えることによって、世界文化遺産を通して得られる地域の歴史や建築史、宗教史や美術史、経済史などの分野についても読む量を増やすことが可能になるでしょう。
ただし、あくまでも「仮想旅行」の範囲とレベルでのことなので、各分野の専門文献を講読するのではなくて、理解に役立つ必要な基礎知識と語彙などを習得することを中心に置きます。

コースは2022年の冬学期から始めて夏学期まで、各学期10回、全30回の授業を予定しています。
受講対象レベルは „Den Fluß entlang“のシリーズを受講された方、ドイツ語学習歴3年以上の方でA2以上の語学力を有する方になります。
教材は受講時にプリントで配布します。

<冬学期の候補地>
・ アーヘン大聖堂
・ナウンブルク大聖堂
・巡礼教会ヴィ―ス

<春学期の候補地>
・ベルリン博物館島
・ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群
・ベルリンのモダニズム集合住宅群

<夏学期の候補地>
・アウクスブルクの水管理システム
・ツォルフェライン炭坑産業遺産群
・芸術家コロニー「マチルダの丘」